「首相は安い店に行け」 高給番記者たちの「庶民感覚」
麻生首相が、毎日のようにホテルのバーや飲食店で過ごしていることについて、「『庶民感覚』からかけ離れている」との声がマスコミからあがっている。これに対して、麻生首相も「ホテルのバーは安全で安いとこ」などと反論。さらに、「(安い店に行って)営業妨害だって言われたら何て答える?聞いてんだよ。答えろよ」などと、記者に向かって食ってかかる一幕もみられた。麻生首相が「ホテル会合」の正当性を主張する一方で、記者団からは「ホテルのバー通いが良くない」ことの積極的な理由が示されることはなかった。
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「ナイトライフ」についての質問が出たのは、10月22日の、カメラが入っていない昼の会見だ。北海道新聞の女性記者が
「夜の会合が連日で、一晩に何万円もするような高級店に行くのは、庶民感覚とかけ離れているのでは」
と切り出すと、麻生首相は「高級店」を「高級料亭」と聞き間違えたのか、
「ホテルが一番多い。あなたは今、『高級料亭に毎晩』みたいに作り変えていますが、それは違うだろうが。馬尻(東京・六本木の洋風居酒屋)が、いつから高級料亭になった?言ってみろ」
と反論。記者が
「一晩に、一般の国民からすると、高いお金を払って食事をする、という意味」
と説明すると、首相は
「たくさんの人と会うと言うのは、ホテルのバーっていうのは安全で安いところだという意識が僕にはあります。だけど、ちょっと聞きますけど、例えば安いとこ行ったとしますよ。周りに30人からの新聞記者がいるのよ。警察官もいる。営業妨害って言われたら何て答える?新聞記者として『私たちの権利です』って、ずーっと立って店の妨害して平気ですか?聞いてんだよ。答えろよ」
(中略)
結局、会見からは「首相が『大衆居酒屋』を使うと混乱が起こる」「首相は、これからもホテルを使い続ける」といったことぐらいしか明らかにならなかった形だ。
首相が「庶民」であることが必要な理由は明らかにならないままで、記者と首相のやり取りは、かみ合わない状態が続いている。
もっとも、取材する側も、「『庶民』とは程遠い」との指摘もある。例えば給与面を見ただけでも、朝日新聞社社員の平均年収は1358万円。幹部クラスなら2000万円プレーヤーだ。比較的経営が厳しいとされる毎日新聞でも、870万円。なお、国税庁の調べによると、07年のサラリーマン平均収入は437万円だ。
さらに、勤務実態を見ても、庶民とはかけ離れているという指摘が避けられなさそうなのだ。
週刊ポストが08年4月11日号で、4ページにわたって番記者の実態を特集しているが、外国特派員協会の副会長が、記者会の様子をこう証言している。
「官邸クラブの記者席には間仕切りがあって、若い記者が短パン姿でテレビを見たり、プライベートとしか思えない長電話をしている。役所の担当者が『3時から会見です』と資料を配ると、一斉にペーパーを奪ってパソコンを打ち始める。まるでネットカフェです」
庶民とはかけ離れたところで、「庶民感覚」について議論が続くことになりそうだ。
記者クラブ制度などの護送船団方式に護られた新聞社のお役所体質
がこういう程度の低い記者を生むんでしょうね。
こういうことをいいながら、番記者と呼ばれる連中は政治家と癒着して甘い汁を吸い、その政治家に都合の悪い記事は握り潰す。
そんなジャーナリスムの現状に暗澹たる思いになります。
そもそも、一国の首相に大衆居酒屋で飲めというのか?
警備の行き届いたホテルのバーで飲んでもらったほうが安心できるし、国としての面子も立つというのが庶民感覚では?
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